静かさ、暗さ、そして貧しさ

しずかさ・くらさ・まずしさ

 

 

これを聞いて、みなさんはどう思われますか?

 

一見、ネガティブな雰囲気を醸し出していることばの中に

安心感や気楽さを感じてしまうのはわたしだけでしょうか。 

 

 

ものや情報にあふれた現代社会において、わたしたちは

 

競争を強いられ

他者との比較・区別

善悪

 

 

常に緊張感を持った暮らしに身をおかれているような

少し窮屈な中に生きていました。

多少なりとも、当てはまることがあったりはしませんか?

 

 

 

しかし、ある日突然

歓迎できないちいさなちいさな脅威が現れて、

わたしたちの暮らしが一変しました。

 

 

人との接触を極端に制限され、

社会活動を必要最小限に抑えられ、

文化や芸術もなりを潜めざるを得なくなり

 

 

先の見えない状態に

こころが暗く、絶望的な気持ちで過ごすことになりました。

 

 

そんな極限の状態になったとき

 

生きるとは何なのか

人間の幸せとは

 

誰しもが、大なり小なり考えたのではないでしょうか。

 

 

調子のよいときは

なかなかそういうことに思いが行きつかないかもしれません。

 

 

 

人間の本能は、「幸せ」を願います。

 

 

たくさんのものを失い(手放し)、空虚感に浸っていると

そのできた空間には必ず何かが入ってきます。

 

 

その隙間に

 

本当に求めるもの

本当に必要なものが

埋まりますように

 

 

しずかさ、暗さに身を置くことで

 

貧しさについて

いまいちど考えことができたなら

 

精神的な渇きについて自覚をしたならば

 

そして、いまこうして心臓の鼓動が続いているのならば

また立ち上がって

生きていけます。

 

 

 

 

鴨長明からのメッセージ

800年の向こうから

届いた気がしました。