瞳の奥の悲しさ


デリーの空港にて。。

早朝のトイレ。とても綺麗に清掃が済んでいる。


朱色の綺麗なパンジャビを着たお母さんが元気に挨拶してくれた。ご自分自身も見た目も心も整頓されているようなたたずまいが感じがよい。

お掃除係の方だ。


この私、インド人やネパール人に興味を引かれやすいタイプなので、例にもれず彼女も私に声をかける。

こんな何気ない会話が好き。


でもきっと彼女は誰にでも気持ちよく会話を持ちかけるんだろうと思う。


彼女は恐らく、一生のうちで外国に旅行に行くことはないだろうし、国内旅行すら自由に(経済的な理由もあって)行く事はないだろう。



うちに遊びに来てよ! 

なんて思わず言いたくなった。

彼女の人生の何の解決にもならない言葉だろうけれど、、、

ほんの1分の出会いが、私の心の奥に深く浸透した。


ネパールやインドに居ると、見るもの全てが新鮮に写り刺激的にさえ思える。


でも、今日みたいな、心がきゅーとなるような、、この世界の簡単には解決しないような切なさに必ず触れる事になる。



ただ楽しい!

だけではかたずけられ無い、何かこう、、、自分が通う理由がここにあるのかなって思う。


彼女の笑顔の奥にある切なさに触れて、


ああ ここは日本から5000kmも離れた国。

でも、宇宙船地球号の一部であることを知る。


少なくとも出来ることは、いまある自分の環境に感謝すること。せめてそれだけでも。。。