ヨガとは禁欲生活なんですか? について

ヨガをしていると言うと、さぞかしストイックに暮らしているのだろうと思われますが、そうすべきであるとか、ヨガの聖典には書かれていません。

ヨーガスートラの禁戒のひとつに“ブラフマチャリア” というものがあり、「禁欲や自制」とか訳されていますが、それは生涯独身を貫くとか、性的関わりを否定するとかそういう意味ではなく、逆に社会生活を(結婚生活等も含め)奨励さえしているのです。

人との交流は保っていなければならないが、それに熱中してはならない、そう定義しています。
ごく普通ですよね、(執着せずにというのは実際は難しい事ですが)


ヨガやアーユルヴェーダでは、精液は生命エネルギーそのものと定義され、無駄使いをする事は死を招くと考えられています。
(肉欲に溺れて、その行為のみに没頭する事はエネルギーの無駄使いになります)


またバガバットギーターにも、
「節度を持って食べ、散策し、行為において節度をもって行動し、節度をもって睡眠し、目覚めている者に、苦を滅するヨーガが可能である。6-17」
とあり、苦行や社会生活の放棄を奨励することは謳われていないんですね。。

なので、いかにもヨガしてますっ、 みたいな人は怪しいし、ヨガ哲学の本質を理解していないという事です。